目次 10項目
この記事の流れ
- 01初期費用を分ける
- 02月額費用を確認する
- 03回収条件を試算する
この記事の結論
既存の美容室・エステサロン・ネイルサロン・脱毛サロンにホワイトニングを追加する場合、すでにある店舗、受付、通信、決済環境などを活用できれば、新規開業より初期費用を抑えられる可能性があります。
MOCの導入費は79,200円(税込)、月額費用は13,200円(税込)/月です。照射機を新たに購入する場合は398,000円(税込)、必要に応じた研修は1種類55,000円(税込)です。以下は2026年10月時点の案内内容であり、導入条件・契約内容・必要な備品は変更される場合があります。契約前に必ず正式な見積もりで確認してください。
ホワイトニング導入費用は「既存店か新規開業か」で変わる
費用を大きく左右するのは、すでに店舗を持っているかどうかです。ホワイトニング専門店を新規開業する場合は、導入費用以外にも物件取得費、内装工事、家具・什器、看板、通信・決済設備、広告費、店舗備品などを準備する必要があります。
一方で既存サロンへの追加導入では、現在使っているスペース、受付、通信、決済環境、予約導線を活用できる場合があります。そのため、追加で必要になる費用を切り分けて確認することが重要です。新規開業で必要になる費目全体は、ホワイトニングサロンの開業費用で解説しています。
MOCの導入費用・月額費用
MOCを既存サロンへ導入する際の、主な費用を整理します。
| 費目 | 金額(税込) | 確認すること |
|---|---|---|
| 導入費用 | 79,200円 | 導入時に必要な初期費用。既存設備・導入条件を確認する |
| 月額費用 | 13,200円/月 | 導入開始月から発生する月額費用 |
| ホワイトニング照射機 | 398,000円 | 新規購入が必要か、既存機器を活用できるかを確認する |
| 研修 | 1種類55,000円 | 必要な内容・受講の要否を確認する |
この表はMOC関連の費用です。物件・内装・広告・スタッフ人件費・決済・予約システム・消耗品など、店舗側で発生する費用は別に整理してください。
パターン別|初期費用の考え方
パターン1:既存サロンにサービスを追加する場合
既存のスペースや設備を活用でき、照射機の追加購入が不要な条件であれば、MOCの導入費用である79,200円(税込)から始められる場合があります。10万円以内という金額だけで判断せず、現在の店舗で必要となる備品、案内資料、予約枠、スタッフ体制も確認しましょう。
既存のお客様へ提案する対象や案内の場面は、既存サロンへのホワイトニング導入で整理しています。
パターン2:照射機も新しく購入する場合
導入費用79,200円に、照射機398,000円を加えると、477,200円(税込)です。
79,200円 + 398,000円 = 477,200円
これは導入費用と照射機の合計です。設置環境、必要な備品、研修、契約条件によって別途費用が発生する場合があります。照射機を検討する際は、価格だけでなく、仕様、設置、保守、研修、導入後のサポートも確認してください。業務用ホワイトニング機器を選ぶチェックリストも参考にできます。
パターン3:新しくホワイトニングサロンを開業する場合
新規開業では、MOCへの導入費用や照射機に加えて、物件取得費、内装工事、家具・什器、看板、PC・タブレット、Wi-Fi等の通信設備、レジ・決済環境、店舗備品、ホームページ、広告費などが必要になります。
既存サロンへの追加導入より必要資金が大きくなりやすいため、導入費用だけではなく、運転資金を含めた開業費用全体を試算しましょう。
研修は必要?
MOCでは、必要に応じて研修を選択できます。研修は1種類55,000円(税込)です。医療ホワイトニング導入、料金戦略・利益設計、接客・カウンセリングなど、導入後の運営に関わる内容を確認できます。
研修の要否や受講する内容は、現在の経験、既存のスタッフ体制、提供するサービス、正式な導入条件により異なります。個別の医療・歯や口腔内に関わる判断はサロン内で行わず、正式な案内や運用ルールに従ってください。
初期費用だけでなく、導入後にかかる月額費用も確認する
導入を検討するときは、最初に払う金額だけではなく、運営開始後の費用を月ごとに確認します。代表的な費目は次のとおりです。
- 月額サービス利用料
- ホワイトニング商材・消耗品
- 決済手数料
- 広告費
- 予約システム
- 水道光熱費
- 追加で発生するスタッフ・運用費
「いくらで導入できるか」だけでなく、「毎月何人の利用で費用をまかなえるか」まで確認することで、開始後の判断がしやすくなります。
導入費用は何人の来店で回収できる?
ここでは、平均客単価を7,000円、材料・消耗品を1施術あたり200円とする仮定例で計算します。これは売上・利益を保証するものではありません。
導入費79,200円を売上だけで単純に割ると、79,200円 ÷ 7,000円 = 約11.3人です。売上ベースでは約12人分に相当します。
ただし、売上のすべてが残るわけではありません。1人あたりの材料・消耗品を200円とすると、固定費の回収に使える金額は、7,000円 − 200円 = 6,800円です。
79,200円 ÷ 6,800円 = 約11.6人
この仮定では約12人が一つの目安になります。実際には月額費用、決済手数料、広告費などもかかるため、導入費だけを12人で回収できると断定するものではありません。固定費・変動費を含めた考え方は、ホワイトニングサロンの売上・利益と損益分岐点で確認できます。
既存サロンへの導入は固定費を抑えやすい
既存店への追加導入では、空いているスペースや営業時間を活用できれば、新しく店舗を借りる場合と比べて固定費を抑えられる可能性があります。また、既存のお客様へ新しい選択肢として案内できるため、新規顧客だけに依存しない運営を検討できます。
ただし、既存顧客へ一律に案内すればよいわけではありません。誰に、どの場面で、何を案内するかを決め、現場で無理なく続けられる形にすることが重要です。
「安く導入できるか」だけで決めない
サービスを比較するときは、初期費用だけでなく、導入後の運営まで確認します。
- 料金設定をどう設計するか
- 新規顧客をどう集めるか
- 既存顧客にどう案内するか
- 回数券・メンテナンスをどう設計するか
- リピートにつなげる導線があるか
- 運営上の疑問を相談できるか
初期費用が低くても、運営条件が整っていなければ売上につながるとは限りません。導入前に、必要な費用、想定客単価、予約枠、来店人数、運営方法を一緒に整理しておきましょう。
よくある質問
既存サロンへのMOC導入は本当に10万円以内から始められますか?
既存の店舗・受付・通信・決済環境などを活用でき、照射機や追加備品が不要な条件であれば、導入費79,200円(税込)から開始できる場合があります。実際の必要費用は設備や契約条件を含む正式な見積もりで確認してください。
月額費用以外に毎月かかる費用はありますか?
商材・消耗品、決済手数料、広告費、予約システム、水道光熱費などが店舗状況に応じて発生します。月額費用だけではなく、追加分を分けて収支を確認することが必要です。
照射機や研修は必須ですか?
照射機の新規購入や研修の要否は、既存設備、提供内容、運営体制、正式な導入条件によって異なります。契約前に必要な機器・研修と費用を個別に確認してください。
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自店で必要になる費用を、導入条件に合わせて整理できます。
既存設備の活用可否、照射機、研修、運営費を分けて確認します。執筆者プロフィール:HAOMIL株式会社の営業担当。導入相談・導入後の運営支援で得た知見をもとに、数字と現場運用の確認事項を解説します。
参考情報・出典
- MOC導入費用・研修に関する一次情報(2026年10月確認)





